みなさんこんにちは!アナログイラストレーターの雲丹。です。
今回はつい先日『ホルベイン水彩フェスタ2024 in TOKYO』にて購入したホルベイン透明水彩絵具ルミナスカラーズについてレビューしていきます!

蛍光色の透明水彩絵具はとても珍しいので期待感が高まります。色見本やおすすめ色なども紹介していきますので、購入の際の参考になれば嬉しいです!
ホルベイン透明水彩絵具ルミナスカラー 12色をご紹介

まずは封入されている12色のルミナスカラーを見ていきましょう!
- ルミナスレッド
- ルミナスオレンジレッド
- ルミナスオレンジ
- ルミナスイエロー
- ルミナスレモン
- ルミナスグリーン
- ルミナスブルー
- ルミナスブルーバイオレット
- ルミナスバイオレット
- ルミナスマゼンタ
- ルミナスオペラ
- ルミナスピンク
色見本はこちら


写真だとどうしても蛍光色の感じが薄れてしまいますが、暗い場所で撮影したものの方がより見ている感じに近い発色かと思います。
色見本を作ってみての最初の感想は蛍光色なだけあって発色と眩しさがすごい!!私は蛍光色の透明水彩絵具をほとんど持っていないので、透明水彩でこんなにも鮮やかな発色ができることに驚きました。

少し粒状化している感じがあるので、他の絵具と混色するときは分離が見られるかもしれません。
ルミナスレッド


レッドと称してありますが、見た感じはピンクに近い色合いです。鮮やかな発色で、透明水彩絵具ではなかなか見かけない色だなと思いました!
肌馴染みの良さそうな色なので、肌の色と混色したりして使うと今までと違う雰囲気の絵になりそうだなと思います。


ルミナスオレンジレッド


赤みの強いオレンジの蛍光色です。こちらも蛍光色と呼ぶのにふさわしいくらい色鮮やか!
ルミナスレッドと比べてやや粒状化しやすい色かなと思います。炎の表現などにも重宝できそうな色です。


ルミナスオレンジ


ルミナスオレンジレッドよりやや黄色みが強いオレンジです。高発色で眩しい!
パワーを感じるエネルギッシュな色合いなので、ビタミンカラーを中心とした絵を描くときにすごく重宝できそう!
ルミナスオレンジレッドと同じくやや粒状化しやすい色です。


ルミナスイエロー


蛍光色のイエローと聞くともう少し緑っぽい黄色を思い浮かべていたのですが、ちょうどこんな色が欲しかった!というような優しい色合いです。でもちゃんと蛍光色!
光の表現や花に使ってみるのも良さそう。ルミナスオレンジレッド、ルミナスオレンジと同じくやや粒状化しやすい色です。


ルミナスレモン


蛍光色といえばこの色!というような眩しい黄色です!光や電気の表現に最適な色だと思います。
少し濃淡がつけにくいので、ほぼ出たままの色を使うイメージです。


ルミナスグリーン


鮮やかな緑色の蛍光色です!植物を描くときにポイントで使ってみたり、メロンソーダなどちょっと人工感のあるものに使ったらすごく良さそう!
やや粒状化します。


ルミナスブルー


綺麗なブルーですが、個人的には先に紹介したものと比べると蛍光色感はあまりないかなと思います。
粒状化しにくく、ムラはかなり軽減されているのでマットに塗りたいときにこの色が活躍しそう!


ルミナスブルーバイオレット


こちらも蛍光色感はあまりないですが、青でもなく紫でもなく色としてはとても綺麗な色です!
粒状化する感じはあまりないです。


ルミナスバイオレット


蛍光色感はあまりありませんが鮮やかな紫です!現物は写真の色よりもう少し赤みよりの色をしています。
鮮やかだけど大人っぽい落ち着いた色合いなので万能に使えそうな色です。


ルミナスマゼンタ


ルミナスバイオレットよりさらに赤みがかった紫色です。
こちらも蛍光色感はあまりないですが、鮮やかな色なので1本持っておくと色々な場面に使えそう!
同じくホルベインの『ブライトバイオレット(ルミナス)』に近い色合いかもしれません。(※雲丹。はこの色を所持していないのでSNS上でみた色見本を元にお伝えしています)


ルミナスオペラ


ショッキングピンクのような強いピンク色です!
蛍光色感はやや薄いですが、色は鮮やかで強いので、ビビットなイラストを描きたいときに重宝できそうな色です!


ルミナスピンク


ルミナスオペラより明るいピンクです!こちらの色は蛍光色感があり眩しいピンク色です!
どこにでも使えそうな万能色ですね。ゆめかわいいテイストの絵にぴったりな色合いです!


以上12色を1色ずつビューしていきました。蛍光色と感じるものもあればあまり蛍光色感がないかな?と感じるものもあったので、グループ分けをしてみます。
- ルミナスレッド
- ルミナスオレンジレッド
- ルミナスオレンジ
- ルミナスイエロー
- ルミナスレモン
- ルミナスグリーン
- ルミナスピンク
- ルミナスブルー
- ルミナスブルーバイオレット
- ルミナスバイオレット
- ルミナスマゼンタ
- ルミナスオペラ
グループ分けをしてみると、暖色系は蛍光色感がありますが、寒色系は蛍光色感があまりない傾向にあるようです。



青の蛍光色は作るのが難しいと聞くけど、光の波長等が関係しているみたいです。
じゃあ寒色系は蛍光色じゃないの?と思いきやそんなことはないみたいです。
ホルベインショールームさんのXのでルミナスカラーについてのポストが投稿されていたのでご紹介します。
暗い所でブラックライト(UVライト)を当てると蛍光に発色するようです!
自然光や明るい部屋の元では発色しにくいもののちゃんと蛍光色ではあるので、使い所によって面白い表現ができるのではないかなと感じました。
ルミナスカラーを扱うときの注意点
透明水彩絵の具はチューブからパレットに出して固めて使っている!という方も多いと思うのですが、こちらのルミナスカラーは成分の関係か固めて使うと溶けにくいので、使用する度に必要な分量をチューブから出して使うことをお勧めします!
そしてどの画材でも基本的に蛍光色は退色しやすい特徴があるので、直射日光や強い光を避けて保管すると退色しにくくなります。
ルミナスカラーをスキャンすると蛍光感全くと言っていいほどなくなってしまうという点も要注意です。原画でしか味わえない特別な色味だと捉えておいて良いと思います。



逆に言えば原画を見たときの特別感と感動が増し増しになる!!!
既存の色との比較


一部の蛍光色感の薄いと感じた色は既存の色と比べてどのような違いがあるのか検証してみました。
ルミナスオペラとオペラ


ホルベインの『ルミナスオペラ』と『オペラ』の比較です。
少しわかりづらいですが、ルミナスオペラの方がオペラに比べてやや明るい印象があります。
絶妙な違いですが、少しでも明るい色が使いたい!という場合はルミナスオペラを使うとより鮮やかな色合いに仕上がるのではないかなと思います。
ルミナスピンクとフレッシュピンク


ホルベインの『ルミナスピンク』とクサカベの『フレッシュピンク』の比較です。
このふたつは色合いからかなり違うのが見受けられますね。
『ルミナスピンク』の方がより高発色で蛍光色感が強いです。
手持ちがなくて検証できなかったのですが、見た感じ『ルミナスピンク』はクサカベの『オーロラピンク』に近い色合いなのかなと思いました。お持ちの人がいたらぜひ比較してみてほしい…!
ルミナスブルーバイオレットとスマルト


ホルベインの『ルミナスブルーバイオレット』とウィンザー&ニュートンの『スマルト』の比較です。
ほぼ同じ色合いに見えますが、『ルミナスブルーバイオレット』の方がやや紫色に近く、『スマルト』が青色に近い色合いかなと思いました。



でもほぼ一緒ですね!
あとは粒状化の感じが少し違うかなと思いました。『ルミナスブルーバイオレット』の方が粒状化しやすく、『スマルト』が滑らかな感じ。
ルミナスブルーとピーコックブルー


ホルベインの『ルミナスブルー』と『ピーコックブルー』の比較です。
最大の濃さは『ピーコックブルー』の方が強いですが、淡くした色合いはほぼ一緒かなと感じました。
あとは透明度が違うかな!『ルミナスブルー』の方がやや不透明で『ピーコックブルー』の方が透明度は高いような気がします。



自然光や明るい部屋での蛍光色感はほぼ感じないので、どっちを選ぶかは好みかなと思います。
ルミナスバイオレットとルミナスマゼンタと混色で作った色


ホルベインの『ルミナスバイオレット』と『ルミナスマゼンタ』、そしてホルベインの『ルミナスオペラ』にウィンザー&ニュートンの『ウィンザーバイオレット(DIO)』を混色して作った色の比較です。
鮮やかさではやはり『ルミナスバイオレット』と『ルミナスマゼンタ』の方が優れていますね。
混色で似たような色は作れるものの、分離してしまったり、彩度が低くなってしまったりするので、より彩度が高い色を使いたいのであれば混色せずチューブそのものの色を使った方が良さそうです。
雲丹。のおすすめ色
私がおすすめする色は以下の7本です!
- ルミナスレッド
- ルミナスオレンジレッド
- ルミナスオレンジ
- ルミナスイエロー
- ルミナスレモン
- ルミナスグリーン
- ルミナスピンク
理由は蛍光色感がしっかり感じられるから!寒色系のルミナスカラーはやや蛍光感に欠けるので、蛍光色を求めているのであれば、この7色をおすすめします。
蛍光色とまではいきませんが、『ルミナスバイオレット』と『ルミナスマゼンタ』は鮮やかな紫色なので、こちらの色もおすすめです!
検証の結果『ルミナスブルー』『ルミナスブルーバイオレット』『ルミナスオペラ』に関しては、自然光や明るい部屋で蛍光に発色しにくいことから好みに応じて既存色を使うのか、ルミナスカラーを使うのか検討してみるといいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ルミナスカラーは色によって多少差はあるものの、全体的にしっかりと鮮やかな蛍光色でした!
メインでルミナスカラーを使ってもいいし、既存の色と混色して彩度を高めたり、ポイントで使ってみるといつもの絵が鮮やかに感じられそうです。
皆さんもぜひルミナスカラーをゲットしてみてくださいね!
ここまでお読みいただきありがとうございました!

