こんにちは。アナログイラストレーターの雲丹。です。
今回は、私が普段使っている透明水彩用の画材を全て紹介していきます!
「透明水彩を始めたいけれどどんな道具を揃えればいいかわからない」、「どのメーカーのものを選んだらいいかわからない」という方のためにも参考になるような内容になっているのでぜひご覧ください!
以前YouTubeで画材紹介の動画を投稿しているので、気になる方はこちらも見てみてくださいね!
この動画では持っている画材を簡単に紹介するだけだったので今回は透明水彩用の画材にフォーカスして紹介していこうと思います。
透明水彩絵の具
パレット
まずは絵の具から!使っているパレットはこんな感じ。
キャンドゥやセリアで売っている「マイコレ アクスタケース EVAシート付」という商品に1mlの空のハーフパンを並べて収納しています。隙間が空いてしまったところは練りゴムを詰めてハーフパンが動かないようにしています。
https://netshop.cando-web.co.jp/view/item/000000007492
こういった空のハーフパンにチューブの透明水彩絵の具を入れ、乾燥させて使っています。
元々は学生時代からずっとターレンスのアルミパレットを使っていたのですが、絵の具を溶く部分を使わずにお皿を使って絵の具を溶いていたというのもあってもっとコンパクトにできるのではないかと考えた結果、今のスタイルになりました。
ハーフパンは1mlなので絵の具自体は多くは入らないのですが、そこまで大きな絵を描くこともなく絵の具の消費も多くはないのであえて小さめのものを選んで使っています。
ミニマリスト思考が完全に出ています…!
透明水彩絵の具一覧
- W&N(ウィンザーアンドニュートン)…39色
- ホルベイン…19色
- クサカベ…4色
- ターナー…1色
- シュミンケ…1色
- マイメリブルー…1色
一番多いメーカーさんはW&N(ウィンザーアンドニュートン)さんで39色でした!
過去にバニーコルアートさん主催の「THE DAY 2022」という画材イベントがありまして、それに参加した時にあったW&Nさんの絵の具のお試しコーナーで気に入った色をたくさん購入したことがきっかけで今では一番多く絵の具を持っています。
W&Nさんの透明水彩絵の具は特に「プロフェッショナル・ウォーターカラー」が色鮮やかで素敵な色が多いので愛用させていただいています。少しお高めの価格にはなりますが、透明水彩の絵の具をもっと開拓していきたい!という方にもとてもおすすめなメーカーさんです!
▼W&N公式HP(水彩絵具ページ)
https://www.bonnycolart.co.jp/subbrand/detail/4
W&Nおすすめの色
おすすめの色はたくさんありますが、その中でもよく使うのは、「イエローオーカー」「ブラウンマダー」「ウィンザーブルー(レッドシェード)」「スマルト」の4色です!
「イエローオーカー」は金髪を塗る時によく使っている色で、派手すぎず柔らかいきつね色ですごく可愛いんですよね…!!半不透明色でしっとりとした風合いになります。
私は赤系の絵をあまり描かないので使う頻度はそこまで多くはないのですが、「ブラウンマダー」は好きすぎる色なので紹介させてください…!このこっくりとした赤茶色が素敵すぎる!好きな人は絶対好きだと思う。秋を感じさせる美味しそうな色です!半透明色。
「ウィンザーブルー(レッドシェード)」は私が以前W&Nさんのドットカードを試したときに、色が鮮やかすぎて一目惚れしてしまった絵の具なんですよね。私は色の中では青が一番好きなので心に刺さりました。好きすぎて2本ストックがあります。
レッドシェードと書いてありますが、個人的には皆さんが想像するような純粋な青に近いかなと思います。
レッドシェードの他に「ウィンザーブルー(グリーンシェード)」という色もあるのですが、言葉の通り黄色や緑が混ざったような、体感的にはやや水色に近い感じがします。空や海を塗る時に使えそうな綺麗な色です!
「スマルト」も青系の絵の具ではあるのですが、こちらはやや紫っぽい色の絵の具です!
青系の中でも紫寄りの青が私は本当に大好きでお試しコーナーでこの色を使ったときは「これは買って帰らねば…!」と使命感を駆られたくらい心惹かれた色です!
大人っぽい落ち着いた色合いなので、夜の雰囲気の絵にすごく合うと思います。こちらは透明色。
ホルベインおすすめの色
ホルベインさんの透明水彩絵の具は現在持っている本数は少ないものの一番消費した色が多いメーカーさんですね!やはり安価で品質がとても良いので初心者さんや学生さんにもとてもおすすめの画材メーカーさんです!
おすすめの色は「ジョーンブリヤンNo.1」「シェルピンク」「ラベンダー」の3色です!どれもほぼ不透明な色なのですが制作には欠かせない色たち。
「ジョーンブリヤンNo.1」は肌色を作るときに必須の色で大好きな色です!淡いクリーム色のような色で、肌にはもちろん金髪のベースの色として塗ったり、ちょっと光側に色を足したいなあという時に重宝している色です。
「シェルピンク」はホルベインさんの絵の具を知っている人なら高確率で好きなんじゃないか?というくらいめちゃくちゃ可愛いピンク色です!先ほど紹介した「ジョーンブリヤンNo.1」と混色して肌色を作ることが多いです。
そしてほっぺに塗ると本当に可愛い!優しい桜のような色合いなので、植物や食べ物を描く時なんかもとても重宝しています!
「ラベンダー」は私の絵はこの色で成り立っていると言っても過言ではないくらいとても使います!メインに使うことはあまりないのですが、サポート的な役割でじゃんじゃん使っています。多分全絵の具の中で一番消費した色なんじゃないかなと思います。
▼ホルベイン公式HP(水彩絵具ページ)
https://holbein-shop.com/?mode=grp&gid=1216535
クサカベおすすめの色
クサカベさんの絵の具のおすすめの色は「フレッシュピンク」と「アクアブルー」です!クサカベさんの絵の具は蛍光色とパステルカラーが優秀なイメージで淡くて甘めのイラストを描きたい方にはぴったりの絵の具が揃っているのではないかと思います!
まだ持っていないけど可愛すぎて買うか迷っているマカロンカラーの固形水彩絵具…!!欲しい…!!
「フレッシュピンク」は蛍光色で鮮やかな可愛い色で、単体で使ってもいいし、先ほど紹介したホルベインのシェルピンクとの相性が最強です!シェルピンクより強く、オペラより柔らかい色を使いたい時にめちゃくちゃ重宝しています。やや青みがかったピンクなのでゆめかわいい系のイラストにも合うと思います!
「アクアブルー」は不透明色のパステルカラーでミントのような爽やかな色合いがとてもかわいいです!
夏っぽい涼しげな絵を描きたいときによく使うし、私の大好きな金髪との相性もバッチリなので使う頻度はかなり多いかなと思います。サポート色としてもかなり優秀で、上のフレッシュピンクの作例のように青の色幅を増やしたい時にも差し色としてよく使っています!
以上おすすめの絵の具紹介でした!まだシュミンケやマイメリブルーのような超高級絵の具にはほとんど手が出せていないのでどこかのタイミングでドットカードを買って開拓してみたいですね…!その時はまたお気に入りの色を紹介できたらと思います。
▼クサカベ公式HP(水彩絵具ページ)
https://www.kusakabe-enogu.co.jp/product/?cat=3
筆
透明水彩で絵を描く時に使っている筆は主にこの3本です。少し値は張ってしまいますが、基本的には動物の毛が使われている筆を好んで使っています!理由は水の含みと穂先のまとまりが良いことですね!最近は人工毛でも使いやすい筆も増えてきているみたいなので少し気になっていたりもします。
W&N ピュアスクイレルブラシ No.1
W&N ピュアスクイレルブラシ No.1は比較的広い範囲に色を塗りたい時によく使っています。
最初は毛の柔らかさに慣れず少し扱いが難しく感じますが、ブルーリスの毛で水の含みが良いのでストレスなく広い範囲を塗ることができるので重宝しています!
下ろしたてであればこの筆1本で細かいところまで塗れてしまうくらい穂先のまとまりもいいので大好きな筆です!かれこれ4〜5年くらい愛用しています。筆としてはかなりお高い部類ですが、手放せない筆。
好きな絵描きさんが使っているのを見て真似して買った筆です!
名村 黒軸面相 小
なんやかんや絵を描く中で一番使っている筆!学生の頃からよく使っている筆で日本画用の筆なのですが、私は水彩用の筆として使っています。こちらはイタチ毛。毛先のまとまりがすごくいいので細かいところが描きやすい!ほどほどに水の含みもいいので、髪の毛やフリルなど細かいけどやや広めの範囲を塗る時に便利すぎる…!
本当に本当に長い間お世話になりすぎて大好きな筆だったのですが、残念ながら廃盤となってしまい、今出回っているものがなくなったらもう一生出会えない筆です😭ありったけ買い占めたいけど値段もやや高めなので2、3本ストックでとどめています。
思い入れがありすぎる筆なので廃盤が本当に悲しい…😭長い間ありがとう…😭
タミヤ モデリングブラシ PROⅡ 面相筆 極細
「どこの筆ですか?」と聞かれる筆No.1。本来の用途としてはプラモデルなどの塗装用に使う筆なのですが、アクリルガッシュ用の筆として買い、使い心地が良かったので水彩用としても使っています。コリンスキーセーブル(イタチ毛)なので穂先のまとまり良しです。まつ毛を描く時や線画をする時など、息ができないくらい繊細な作業をする時によく使っています。
アクリル用としての耐久性は少し弱いけど、透明水彩用として使うなら比較的長持ちすると思う!
水彩紙
ホルベイン ウォーターフォード ホワイト 中目
私が一番よく使っている紙です!最近はずっとこればかり使っています。仕上がりが滑らかでしっとりした感じになるのと紙が強いので重ね塗りやマスキングにも適していて長いことお世話になっている紙です。
個人的にはグラデーションもしやすい紙だなあと思っています。ただ、色の定着率がいいので、完全に乾いた後だと水を使って色を抜く行為ができないので、そういう表現がしたい場合には不向きかも。
水彩境界ができにくいからほっぺとかここにはできてほしくない!という所にできないようにできるのも個人的に好きなポイントです!
コットン100%なので高価な紙にはなりますが、いろいろ試した結果塗り心地や仕上がりが一番私には合っていたのでこちらを愛用しています。ブロックタイプを使えば水張り要らずだし、紙も分厚いのでたわむ心配がほとんどないのも魅力の一つですね。
もっと紙の粗さを抑えたい場合は細目もあるのでおすすめです!表面が滑らかなのでペン入れをしたい方はこちらを使うといいかも。
ウォーターフォードは色紙も販売しています。1/4色紙はなかなか見かけないのですがウォーターフォード水彩紙で色紙を描きたい方はこちらもおすすめ!
ミューズ ホワイトワトソン・ワトソン
過去に使ったことのある紙だと、ミューズさんのホワイトワトソンとワトソン水彩紙は安価で手頃な値段なのでおすすめです!水彩初心者の頃に100円ショップの画用紙からこの紙に変えたときの衝撃は今でも忘れられません…!安価なのにとても使い心地のいい紙なので、愛用者も多い紙の一つだと思います。
ワトソンはやや紙色がクリーム色っぽいので、スキャンをした時に色が飛ぶことを防いでくれます。
下の作例のように背景は加工で真っ白ですが、服の白い部分は紙そのものの色が残っている状態です。意外と寒色との馴染みも良いし、今見てもこの絵は好きですね!
パッドタイプはブロックタイプと違って、上の部分だけ糊付けされているタイプで紙も薄いので、取り外してトレースをして線画を描きたい方のはこのパッドタイプがおすすめです!
ウォーターフォードの色紙がなかなか入手できないこともあって、ホワイトワトソンは色紙を描く時に使うことが多いですね!ウォーターフォードと違いこちらは水彩境界ができやすかったり、絵の具を後から抜くことができたりするのでこの紙もかなり好き!
マルマン ヴィフアール細目
水彩を始めたての時によく使っていた紙です。こちらもややクリーム色っぽい色合いの紙ですがワトソンよりは黄色感が薄いかも。細目、中目、荒目ありますが、私は細目が好きでした!
紙の表面は若干弱めなので消しゴムをたくさんかけたり、マスキングインクを使うのには不向きかも。
ですが描き心地はとても好きだった記憶があります!水彩紙の用途の他にも、コピックの用紙として使っている方も多い印象です。安価なので初心者さんにもおすすめ!
Paul Rubens ラメ入り 水彩紙
変化球水彩紙としてこの紙もおすすめです!作例の写真がなくてラメ感がわかりづらいのですが、上品なラメが入っていてすごく可愛い水彩紙なんです…!
デメリットとしてはサイズがA5サイズ程度と小さめのサイズまでしかないことですが、それ以外は描き心地も悪くなかったですし、ちょっと変わった水彩紙を使ってみたいという方は是非試してみてほしい水彩紙です!
他にも「アルシュ(細目/極細)」「ホルベイン ホワイトアイビス」「W&N プロフェッショナル水彩紙」なども使用履歴があるのですが作例が見つからなかったため割愛します…!
顔彩・カラーインク
顔彩やカラーインクは透明水彩イラストを描くときの補助画材として使用することが多いです。透明水彩では持ってない色や表現しきれないところをこの画材たちに補ってもらっています。
呉竹 顔彩耽美 スターリーカラーズ
持っている顔彩の中でもよく使っているのが、この「呉竹 顔彩耽美 スターリーカラーズ」です。ラメの入った顔彩で、最後の仕上げでキラキラさせたいところに塗ったりしています。個人的には「淡金色(あわがねいろ)」と「白金色(しろがねいろ)」が特にお気に入り!どちらも淡く柔らかい色合いでどんな色にも馴染んでくれるので使い勝手が良いです。
呉竹 グラニュレーティングカラーズ
幻想的な色合いに一目惚れして買ってしまった顔彩の分離色!まだメインのイラストには活用できていないのですが、うまいことこの美しい分離を活かした絵が描きたいですね。
「呉竹 グラニュレーティングカラーズ」はレビュー動画もYouTubeで公開されているのでよかったら見てみてください!
墨運堂 絵墨
墨運堂さんの絵墨は全部で3種類発売されているのですが、私はオーソドックスな通常の絵墨を持っています!パステルカラーが大好きな私ですが、彩度の低いイラストにも挑戦したくて購入しました。こちらもまだ完全には使いきれておらず、補助的な感じで使っているのでちゃんとメインで使った絵も今後描いていきたい…!
ターレンス ECOLINE 661 ターコイズグリーン
こちらはカラーインクですが、透明水彩でイラスト描いていて、彩度が足りない時によく使っています。
私の持っている透明水彩でW&Nの「コバルトターコイズグリーン」という絵の具があるのですが、それでも発色が足りない!と思った時はこのカラーインクを使っています。
カラーインクは乾くのが早くて扱いが難しいのですが、発色がとても良いのでポイント的に使いたい色を数色持っておくのもいいと思います。
透明水彩と混色して使うこともできるよ!
色鉛筆
線画をするときに使っているのが、トンボの「色辞典」です!私は第一集から第三集まで全色持っています。
絵を描くときにちょうどいい自然な色合いが揃っていて便利。デメリットは純粋な赤や青がないのでそういった色が必要な場合は別で色鉛筆を揃えてみるといいと思います。
蛍光色も可愛い!ピンクをほっぺの斜線を描くのに使うことが多いです!
ホワイト(ハイライト)
ホワイトは透明水彩とコピック兼用で使っているので厳密には透明水彩の道具ではないのですが、制作には欠かせない存在なので一緒に紹介していきます。
タチカワ ピュアホワイト
一番手軽に使えて透け感もなくはっきりとしたホワイトが乗せられます!私はスパッタリングをほとんどしないので、その代わりに小さいホワイトをこのペンで描いて散らすことが多いです。もちろん瞳などのハイライトにも使えます!
ペンの太さも3種類あるので用途に応じて太さを変えられるのも良いですね!
Too コピック オペークホワイト
さらに細かいところにホワイトを入れたい時にはオペークホワイトを使っています。ブラシが細めなので力加減でかなり細いハイライトを入れることができるので割と出番があります。まつ毛のハイライトを描くときなどによく使うことが多いですね。
付属のブラシが使いにくい場合は持っている筆やつけペンにつけて使うこともできます!
コピックアクレア
最近発売したばかりのコピックアクレアもかなり優秀です!私はニュートラルセットとライトセットを持っているのですが、ニュートラルセットに入っている「スノーホワイト」はもちろん万能に使えますし、ライトセットの「クリームイエロー」を個人的におすすめしたい!
ホワイトより少し弱めのハイライトを足したい時にめちゃくちゃ優秀です!髪の毛束の前後感を出したい時に使うハイライトとしてよく使っています。
マスキングインク
白抜きしたい時に使うインクです。普段はあまりマスキングをしないタイプなのですが、広い面をムラなく塗りたいときモチーフに色が被らないように使うことが多いです。
ホルベイン マスキングインク
安価で品質の良いホルベインさんのマスキングインクを使っています。色がついているのでどこに塗ったかわかりやすくて便利。マスキングインクは紙によっては剥がれなくなってしまったり、逆に紙の表面ごと剥がれてしまったりするので、一度別の紙に使ってみることをおすすめします。
ウォーターフォードホワイト中目ブロックタイプでは問題なく使えます!
ホルベイン マスキングインククリーナー
マスキングインクを使うと筆にマスキングインクが付着してなかなか取れないことがあるので、マスキングインクと一緒にクリーナーも用意しておくと筆についたマスキングインクが綺麗に取れて便利です!
ARTON Series CRF High Quality
この筆は現在廃盤のようですが、マスキングに使う筆はナイロン性のものがいいかなと思います。動物の毛だとすぐに筆がダメになってしまう可能性があるので、少し強めの筆を使うことをおすすめします。
着彩に使う筆とは別でマスキング用の筆を用意しておくといいと思います!
ミツワ ラバークリーナー
マスキングインクを紙から剥がすときに、手や消しゴムを使って剥がすことができますが、綺麗に剥がれないことがあるので、このラバークリーナーを持っておくと便利です!優しく擦るだけでかなり綺麗に剥がれてくれるのでおすすめです。
水張り道具
パネルに紙を張りたい時に使う水張りの道具です。使う道具は以下の通りです。
- パネル
- 刷毛
- 水張りテープまたはでんぷんのり
- ヘラ
- バケツ
- タオル
水張りテープはいろいろなカラーがありますが、紙の色に合わせておくと水張りテープに存在感が薄れて絵の邪魔にならないので私は白色をおすすめします!
パネルに紙を張るのに水張りテープを使いたくない時は、このヤマト糊を使っています。パネルに糊をつけるときに手が汚れてしまうので、ヘラに糊を取ってパネルに糊をつけると楽です。
刷毛やバケツ、タオルなどは100円ショップに売っているようなもので大丈夫です!
その他道具
シャーペン・消しゴム
線画を強めたいときに使っています。細かいところの補助で使うことが多いので私は0.3mmの製図用シャーペンを使っています。芯の濃さは「B」です。
消しゴムは丸型だとピンポイントで線画の調整ができて便利なので丸型タイプがおすすめです!
ミリペン
水彩の線画をポイント的に強めるときに使っているミリペンです。
コピックマルチライナー
コピックマルチライナーは「ウォームグレー」と「ブラック」を持っています。特に「ウォームグレー」は鉛筆のような色合いで程よく線を強めてくれるので気に入って使っています。
マービー フォードローイング
フォードローイングペンは「ダークブラウン」「ブラック」を持っています。アイラインを少し強めたいときに「ダークブラウン」を使うことが多いです。
ねりゴム
線画を弱くしたいときなどに使っているねりゴムです。学生時代に使っていたものをそのまま使っているので特にこだわりはありませんが一つ持っておくと何かと便利です!
水入れ瓶・絵皿
透明水彩で絵を描くときは水入れ瓶は必須です。水を入れられるものであれば瓶でもバケツでもなんでもOK!
絵皿もお皿であればなんでもOKですが、絵の具の色がわかりやすいように白色の陶器のお皿がおすすめです。お花のような形のお皿の名前は「梅皿」と言います。
筆置き
なくてもいいけど筆が転がったり、机につくことを防いでくれるのであったら便利。私はネイル用の筆置きを使っています。写真のものはプラスチック製のものなので、陶器などもう少し重めの素材の方が安定感はあります。
まとめ
以上が私が普段使っている水彩道具でした!まとめてみると意外と多かった気がします。
「透明水彩を始めたいけれどどんな道具を揃えればいいかわからない」、「どのメーカーのものを選んだらいいかわからない」という方のために何か一つでもお役に立てることがあれば幸いです!
お読みいただきありがとうございました!